SNSいじめによる自殺、学校側への不信
2020年11月、町田市立の小学校に通う当時12歳の女子児童が同級生数人の氏名といじめの内容を書いた遺書を残し、自宅で自殺しました。 学校が配布した端末を使用したSNSに「うざい」「死んで」などと書き込まれていて、両親は、学校の対応に不信感を訴え、徹底した調査を求めました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/236e78bdf1fc00c1d4e697d4f9d78e807528f835
去年のSNSいじめによる小学生の自殺の続報。特に進展はあったわけではない(というか状況証拠は既に揃ってる)けど、自殺児童の両親が改めて意思表明をしたような形ですね。
学校という空間でいじめが発生するのは避けられないことではあり、SNSはいじめる場所が変わっただけ…とする意見もあるとは思うが、個人的には違うと感がテイル。SNS空間を媒介にし、さらに程度をひどくエスカレートしていっているのが現在のSNSいじめなのではないだろうか。
別の同級生の女の子も、「なりすましされるのがイヤすぎて、自分でパスワードを変えた子もいました。そうしたら先生に勝手に変えるなと怒られていました」と証言する。なぜ、同じパスワードにしたのか理由はわからないが、子供たちは意地悪したい相手や気になる相手のアカウントにログインして、作成中のスライドに“スタ連(スタンプを連打する)”したり、チャットに入って会話を覗いたり、とにかくやりたい放題の状態が続いた。
https://president.jp/articles/-/49923?page=3
いじめを実行する側が悪なのは間違いないが、それを更に助長させるような形で杜撰なSNS環境を用意している大人にも、確実に非はあるように感じられる。