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paypayの店舗手数料有料化

PayPayは、10月1日以降の加盟店手数料を最低1.6%からと発表した。2種類の手数料を設定しており、月額1,980円(税別)の「PayPayマイストア ライトプラン」利用者は、PayPay上にストアの紹介ページなどを作成でき、手数料は1.6%。同プラン未加入で決済機能のみを使う場合は、手数料1.98%となる。

https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1344856.html

 2018年11月の「100億円あげちゃうキャンペーン」でその地位を不動のものとし、バーコード決済の使用率トップを走り続けてきたpaypay。新型コロナウィルス流行以降は実店舗でのキャンペーンは据え置かれたものの、その知名度の高さはとても魅力的なものには違いない。都会は言うに及ばず、地方店においても利用できる店舗数は着実に増加の傾向にあった。中小店舗では手数料がかからない、というのもその導入に一役かっていたことが推測される。

 その中小店舗を対象とした加盟店手数料無料が、遂に撤廃されることなった。とはいえ元々予告されていたものではあったので、使用率の高さにあぐらをかいた結果というわけではない。paypay運営自体がアピールしているところではあるが、クレジットカードの手数料相場に比べればその半分程度。正直足元を見てもいいだけの規模にはなっているため、それを踏まえるとだいぶ頑張った値段なのではないかと個人的には思う。


 paypayの母体がソフトバンクであることを考えると、どうしてもauの「aupay」とドコモの「d払い」が比較対象となってしまうが、現状一歩劣る印象は否めない。定期的にキャンペーンを打ち出しているので何もしていないというわけではないものの、インパクトというところではアピール不足が目立つように感じる。
 個人的にはauユーザーということもあってaupayの躍進を期待したいのだが、auユーザー優遇の方針からキャリア契約者に拘らない方針へと切り替えて以降、なんともサービス改悪がポツポツ出てしまっているのは悲しいところだ。なんとか盛り返していくのを切に願う。

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