日本テレビ局員のバーベキュー騒動について
新型コロナウイルスが猛威を振るう中、7月30日、政府は東京都と沖縄県、埼玉・千葉・神奈川の3県と大阪府を対象に緊急事態宣言を出すことを発表。しかしこの日、日本テレビの関係者約10名が東京・豊洲でバーベキューを開催していたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed2b6f38b4969ee0dc126d88bf718a9f1a803b82
(中略)
コロナ禍における集団での会食といえば、8月8日にテレビ朝日の社員ら10人が“東京オリンピック閉会式の打ち上げ”と称し、都内カラオケ店で飲酒していたことが問題になったばかり。参加した20代の女性社員がビルの2階から転落して緊急搬送されたことが明らかになり、騒動となった。
テレビ朝日のパセラ裏営業事件がまだ記憶に新しい中、今度は日本テレビの関係者がバーベキューを行っていたことが報道された。事件自体のインパクトは骨折騒動等からテレビ朝日の方に軍配が上がりそうだが、3週間以上に渡って事件を隠蔽していたという悪質さにおいては日本テレビの方に分がありそうな印象だ。
緊急事態宣言直後の事件ということもあって、局員のモラルについて世間はだいぶ厳しい視線を向けている。
先行して報道されていたテレビ朝日の事件については、ざっと見た限りは深く踏み込んでニュースとして扱っている番組は見当たらなかったように思える。全ての番組を確認したわけではないので印象論に過ぎないと言われればそれまでだ。しかし、それがこうして他局でも同じことがなされていたとなると、あれはテレビ朝日だけに限った話ではないのだなぁという別の印象が自然と出来上がってしまう。程度の差はどうあれ似たようなことはどこもしている、と思ってしまうのは不自然なことではないはずだ。
発散の場自体は必要なことではあるとは思うが、少なくとも新型コロナのワクチン接種がもう少し進んでからの実施にすべきだった。そう結論付けるしかない。
実際問題、既に起こってしまった以上は再発防止に励んでもらうしかない。そこは頑張ってもらいたい、のだが。
また似たようなニュースが流れてくるような予感は、どうしたってしてしまう。