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新型コロナ後に買うようになったもの

これに対し、まだコロナ前の4倍も売れているのが非接触型体温計だ。前年比では21.8%と、手指消毒剤以上の落ち込みだが、コロナ前との比較では410.1%。消耗品ではないので、一度買えばリピート需要はないはずだが、まだコロナ前の4倍も売れている。緊急事態宣言解除に伴い、営業を再開した宿泊施設や店舗側が、来場者の受け入れのために購入しているのかもしれない。

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 新型コロナの猛威にもだいぶ慣れてきたところはあるものの、まだその動向については注視しなければならない状態が続いている。上記の記事では今年と前年のデータを消費について比較をしており、確かに前年に比べて消費が少なくなっている商品もあるものの、コロナ禍前のデータと比較すればそれでも遥かに売れ行きが凄まじいものは俄然存在している。とはいえ、外出を意識したような洗濯用洗剤の売れ行きに違いがあったりと、なかなかどうして面白いデータが揃っている。


 個人的な話でいうと、コロナ禍前後で比較するとウェットティッシュの購入頻度は圧倒的に上がった。除菌で用いている側面はもちろんあるが、単純にウェットティッシュの便利さを理解したがゆえに普段使いとしての利用頻度が上がってしまったのである。なんであれ、商品は一度利用しないとその良さは理解できないという話である。

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