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埋め込み型脳コンピュータの可能性

米食品医薬品局(FDA)が、埋込型の脳コンピューターインターフェース(BCI)の臨床試験に許可を出しました。
この脳コンピューターインターフェース”Stentrode”を開発するSynchron社は、今年後半にもニューヨークにあるマウントサイナイ病院で6人の被験者を対象として、早期実現可能性を確かめる試験をに開始する予定です。なお、Synchronは「重度の麻痺を持つ患者に対する安全性と有効性」を評価するとのこと。

https://japanese.engadget.com/fda-clears-synchrons-brain-computer-interface-device-for-human-trials-090208099.html

 人間は老いから逃げられないし、その行く末には必ず死というものが待ち受けている。
 その運命自体は変えられないものの、その過渡期に全くの意思表示ができなくなるのはぼくにとって恐怖である。具体的に言えば、脳障害や神経障害による四肢の麻痺や言語障害の発露だ。自分の意思で行動できなくなるのはもちろん、他人に自分の意思を思うように伝えられなくなるのは実質的な死といっても過言ではないだろう。
 今ここで書いているようなブログも、趣味でやっている動画投稿も、いつか世に出して評価されたいと思っている創作活動も、一切できなくなってしまう。そのような恐怖は年を重ねるごとに増えていくし、親類などがそういった危機に直面している状態を見ると現実感も増す。可能な限りは避けたいが、いつか来ること自体は意識せざるをえない。


 そんな不安を和らげてくれるようなニュースを目にした。
 脳に機器を埋め込むというのも怖い話ではあるが、それによって障害による行動抑制の枷がいくらか外せるというのなら、それもぼくにとっては耐えられる話に思えた。この機器を埋め込むことで、このようなブログ記事、あるいはそれに代わる表現活動を死のその瞬間まで続けられるのなら、きっと一時の恐怖には耐えられるだろう。まぁ、尻込みは年単位でしそうな予感もあるが。

 考えるだけでパソコンを動かせる、というのも実はぼくの生きているうちに実現するかもしれない。
 まぁタダでそのご相伴に与れるわけはないはずなので、そのためにできる限り貯金はしておいて、その恩恵に与れるように準備しておきたいと思う。5000兆円欲しいなー!

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